看護師転職の実態
面接で様子を見ていると、誰が社長か見当はつく。
もし、ワラにすがりたい思いなら、最終面接に社長が出席したとき、面接が終わったその日のうちに、最後の切り札として社長に向けて親展で熱烈なラブレターの矢を放ってみることだ。
たとえばこんなことを書いてみる。
面接の回を重ねるうちに、貴社の経営方針や会社概要もよく知るようになり、入社したいという気持ちがますます高まってまいりました。
本日の面接で社長にお目にかかり、経営者としての社長の素晴しさにも感激して帰ってきました。
何がなんでも、貴社に入社したい気持ちで一筆差し上げる気になりました。
ふつうここまでする人は、私の数多い面接の経験からも、ほんとうに数える程度しかいない。
ところが、この数える程度の人たちが現実に不採用となったためしも聞かない。
この切り札の社長宛ラブレターの実例を以下で書いてみる。
拝啓、貴社ますます御清栄の段、心よりお喜び申し上げます。
このたびは、貴社の社員募集に応募させていただき、一次、2次の面接テストを経て、最後の社長面接のチャンスをお与えいただきましたことを心より感謝いたしております。
貴社を2度、3度と訪問させていただくうちに、貴社の将来性、すばらしい社風に魅せられて、ぜひとも入社させていただきたいという気持ちが高まってまいりました。
そして、今日の最終面接で社長様にお目にかかることによって、私はぜひともこのような立派な経営者のもとで働かせていただきたい、何が何でも貴社に入社させていただきたい、という強い願望が心の底から湧きおこってくるのを禁じ得ませんでした。
どうか私に3ヵ月間の試用期間をお与えください。
試用期間こそ本当のテストと心得て粉骨砕身つとめさせていただきます。
何卒チャンスをお与え下さいますよう伏してお願い申し上げます。
末筆ながら貴社のますますのご繁栄をお祈り申し上げます。敬具
失礼のないように上手に書けば、会社をほめ、社長をほめるラブレターに不快を感じる人はまずいない。
人間はほめられることに弱いから、面接での印象がよほど悪くはないかぎり、1度会った人間を思い浮かべながら、社長の心証はより好意的なものになる。
「意欲も熱意もあってなかなか礼儀もわきまえている。面接での印象も悪くなかった」。
社長をラブレターでこう思わせられれば、採用通知はもう掌中だと思って間違いない。
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